2019/7/2の上司の記録
今日も特にキレることもなく、比較的平和でした。
ただ、ちょっとマウンティング癖が出てきたかも。
とある当社の製品を導入してもらっているお客様から、
新しい機能について技術者から説明を受けたいとのご要望があり、
誰が行くんだ?という話になったときに、
「まあ、この機能のことは俺かエース君かしか説明できないだろうからな」
と言ってました。
そりゃ、そうですよ。
このシステム、Webシステムだからなのか、基本設計書とか
詳細設計書とか、ドキュメント類が全く残っていなくて、
基本的には仕様は、このシステムに最初から関わっているパワハラ上司とエースにしかないのです。
仕様がよく分からない場合は、この2人に相談して仕様を決めるか、
以前のバージョンで同じ機能があればその仕様に準拠させるか、
似たような機能の仕様に準拠させるかのいずれかという対応を取ります。
Webシステムは、高速開発のためにドキュメント類を省くとは聞いていたのですが、
検討の痕跡すら頭の中にしか残ってないので、僕みたいな中途採用組は、
仕様を理解する、推測するのに精一杯なのです。
仕様書・設計書がなくても、プログラムは書けますけど、
複雑な機能でも簡単な設計書すらなかったり、設計・仕様の検討の過程が一切残ってないので、
あとになってから、これバグなんじゃない?ということが多々起きます。
あと、仕様とかが明確ではないので、テストもやりにくいです。
プログラムを書いた人がテスト仕様書を書きますが、その人が仕様を誤解していたときは
目も当てられない状況になります。
世の中のWebシステム屋さんがどんな風に開発しているのか知りたいものです。
が、当社は当社。パワハラ上司がルールブックなので、
知ったところで、役立てることができるのか分かりません。